大学・短大
履修登録から卒業要件の確認まで。短大・小規模大学の教務を、学生ごとの記録で。
履修登録の期間と審査、時間割、成績の承認と確定、卒業要件の確認、証明書を、学科と入学年度ごとの設定で扱います。基幹システムを持つ大学では、学部や別科での部分的な導入もご相談ください。
大学・短大向けのClassioとは
大学・短大向けのClassioは、短期大学・小規模な大学・別科・通信教育課程の教務課が、履修登録・成績の確定・卒業要件の確認・証明書を学生ごとの記録で扱う教務システムです。大規模大学の全学基幹システムの置き換えではなく、規模と範囲が合うかを導入前に一緒に確かめます。
最終更新:2026年10月26日
学年暦と、Classioで扱う記録
大学・短大に多い学期の流れです。項目を押すと、その仕事の説明に移ります。
4月・9月履修登録期間と審査
学期中授業と出席の記録
学期末成績の入力・承認・確定
確定後異議申立への対応
履修登録の期間・審査・定員を決めて運用する
学年・学期ごとに登録期間を作り、受付中・ロック・終了の順に進めます。割り当て方法は「審査」「先着」「抽選」から、履修上限(CAP)は期間ごとに決めます。審査する人(教務担当・担任教員・どちらか)と、科目ごとか提出全体かの単位も学校が選びます。
必修科目は学科・学年ごとに一括で登録できます。承認された履修は、そのまま授業の出席と成績の名簿になります。

選択科目の申請を、学校が決めた担当と単位で審査します
- 割り当て方法と履修上限は登録期間ごと
- 承認担当と審査の単位
- 承認・却下・補欠
成績の入力・承認・確定と、異議申立
教員が授業クラスごとに入力して審査に出し、管理者・教務管理者が承認してから確定・ロックします。成績を提出した本人は承認できません。
学生は確定した成績ごとに確認を依頼(異議申立)でき、承認されるとその学生の成績だけが入力中に戻ります。異議を判断するのは、申し立てた人とは別の担当者です。

承認済みの成績を、確定・ロックする前に確かめる画面
- 承認済み。確定・ロックすると成績証明書に反映
- 最終評価の計算式と評価の区分
- 確定・ロック
卒業要件を確かめ、不足を一覧にする
卒業要件は学科と入学年度ごとに、必修科目・選択科目・最低単位数・最低成績・出席率・資格取得・実習時間で決めます。通信教育課程では、面接指導の時間と添削指導のレポート数も使えます。承認された単位認定も、修得した単位として数えます。
学生ごとに、満たした項目の割合と、満たしていない項目の一覧を表示します。割合は項目の数で数えるもので、単位数の重みはつけません。卒業予定日は、すべての項目を満たしたときだけ表示します。
学生相談室と、合理的配慮
学生相談室の相談記録を読めるのは、カウンセラーとソーシャルワーカーだけです。管理者や教員も読むことはできず、AI・データの書き出し・学生の一覧での集計には使われません。
障害のある学生の合理的配慮について、申出・建設的対話・配慮ごとの決定・配慮依頼文書・見直し・不服申立てまでを記録する画面があります。担当は管理者が指定し、配慮依頼文書には合意した文言だけを載せ、学生の同意が必要です。実際の運用の前に、学校の規程と照らして確かめてください。

学生相談室のケースと相談依頼。面談記録はカウンセラーだけが読めます
- 受付待ちの相談依頼と、確認日を過ぎたケース
- ケース・相談依頼・予約・心の天気・報告
- 面談記録は暗号化して保存し、カウンセラーとソーシャルワーカーだけが読めます
通信教育課程と、シラバスの公開
通信教育課程には、学部・短大・大学院ごとの方針の設定、スクーリングの登録と出席、科目の単位認定(提出・承認・確定)、修了の認定を分けた記録があります。運用の開始には、導入する大学ごとに方針と規程の確認が必要です。
シラバスは、公開を選んだ科目だけを学外向けのページに載せられます(授業の概要・到達目標・授業計画・評価方法・教科書・実務経験など)。
規模と、シングルサインオン
シングルサインオンは、エンタープライズでSAML 2.0とOIDCに対応しています。大学のIdP(Shibbolethなど)との接続は大学ごとに確かめます。学生は事前にアカウントを結び付けておく必要があります。
調達に必要な書類は、ご依頼に応じてご用意します。学部・別科・研究科など一部の組織から始める導入もご相談ください。
制度・基準と、Classioの役割
大学・短大の教務で関わる主な基準と、Classioで記録・出力すること、学校が判断することの分け方です。
大学設置基準などの卒業要件
Classioで記録・出力すること:学科・入学年度ごとの要件と、学生ごとの充足と不足
学校が判断・提出すること:卒業の認定
単位の認定
Classioで記録・出力すること:承認・確定した成績と単位認定の記録
学校が判断・提出すること:成績評価と単位の認定
障害者差別解消法の合理的配慮
Classioで記録・出力すること:申出・対話・決定・文書・見直しの記録
学校が判断・提出すること:配慮の内容と提供の判断
参考資料
制度・法令は引用資料の適用範囲で説明しています。外部資料はClassioの動作や法令適合を認証するものではありません。
参照先の確認日:2026年10月18日
大学・短大の料金の目安
履修登録・成績・証明書はスターターから、卒業要件の確認はスタンダードから使えます。シングルサインオンはエンタープライズです。
金額は料金表と同じ計算です(月額・税抜)。職員と保護者のアカウントは人数で課金しません。
| 学校の規模 | プラン | 月額(税抜) |
|---|---|---|
| 在籍300名・1キャンパス(卒業要件も) | スタンダード | 49,800円 |
| 在籍800名・3キャンパス | プロフェッショナル | 114,800円 |
| 在籍800名・3キャンパス(シングルサインオンも) | エンタープライズ | 148,000円 |
- 在籍300名・1キャンパス(卒業要件も)
- スタンダード49,800円
- 在籍800名・3キャンパス
- プロフェッショナル114,800円
- 在籍800名・3キャンパス(シングルサインオンも)
- エンタープライズ148,000円
Classioで扱わないこと
- 学校法人の会計、研究者の業績データベースは扱いません。
- 大規模大学の全学的なLMSの置き換えは想定していません(課題・小テスト・教材などのLMSの機能はあります)。
- 学認(GakuNin)のフェデレーションへの参加は対応していません。
よくある質問
- 学部や学科ごとに卒業要件が違います
- 卒業要件は学科と入学年度ごとに決めます。学部ごとの違いは、学科ごとの設定で表します。
- 今の基幹システムと併用できますか
- 学部・別科・通信教育課程など一部の組織から始める導入もご相談ください。名簿や成績の取り込みはExcelで行えます。就職・進路や連絡など一部の業務から始めることもできますが、今の基幹システムとの自動連携はなく、名簿の変更はClassioでも登録します(取り込み直しでは登録済みの学生は更新されません)。
- 証明書の自動発行機に対応していますか
- 対応していません。証明書は学生の申請から、別の職員の承認を経て発行し、受け取った相手がQRコードで確かめられます。
- シラバスを公開できますか
- 公開を選んだ科目だけを、学外向けのページに載せられます。