保育・幼稚園向けのClassioとは
保育・幼稚園向けのClassioは、登降園と配置基準、午睡チェック、食物アレルギーと給食の2人確認、ヒヤリハット・事故、保育日誌と指導計画、児童票と要録、連絡帳、延長保育と保育料の請求を、1園から使える記録のシステムです。加算・給付費・補助金の申請書類は作りません。
最終更新:2026年10月26日
登降園と、配置基準をいま確かめる
登園と降園の時刻を園児ごとに記録します。保育記録の「今日」では、登園中の園児をクラス年齢ごとに数え、必要な職員の数と、配置中の職員の数を並べます。足りないときは、あと何人必要かを表示します。
必要な人数の初期値は、児童福祉施設の設備及び運営に関する基準 第33条の数(0歳児3人・1〜2歳児6人・3歳児15人・4〜5歳児25人につき1人、1園に2人以上)です。経過措置などで別の数を使う園は、園ごとに変えられます。

登園中の園児と配置中の職員から、必要な人数をいま確かめます
- 必要な職員の数と配置中の数。足りないと、あと何人必要かを表示します
- 登園中の園児をクラス年齢ごとに数えます
- 午睡チェックの間隔はクラス年齢ごと(園で変えられます)
午睡チェックは、クラス年齢ごとの間隔で
午睡を始めると、クラス年齢ごとの間隔で確認を記録します。初期値は0歳児5分・1歳児以上10分で、自治体の指導に合わせて変えられます。間隔を過ぎた確認は赤く表示されます。
うつぶせは、あお向けに直したことと一緒にだけ記録できます。うつぶせや呼吸の気がかりを記録すると、園長・主任に知らせ、記録に残ります。
食物アレルギーと給食は、2人で確かめる
園児ごとに、アレルゲン(食物アレルギー表示の特定原材料9品目と準ずるもの20品目、またはその他)、重症度、除去・代替・観察の別、エピペン®の有無、生活管理指導表の日付を登録します。登録を外せるのは園長・主任だけです。
献立に食事ごとのアレルゲンを登録すると、対応が必要な園児が並びます。除去食・代替食を出すときは、記録する人とは別の職員を2人目の確認者として選ばないと記録できません。

献立のアレルゲンと園児のアレルギーを照らし、除去食は2人で確かめます
- 献立ごとに含まれるアレルゲン
- 対応が必要な園児と、除去・観察の別、重症度
- 除去食・代替食は、別の職員を2人目の確認者に選ばないと記録できません
ヒヤリハットと事故の記録
ヒヤリハット・事故は下書きで書き、提出すると園長・主任に通知されます。重大事故に印をつけた報告は、夜間などの通知を控える時間帯でもすぐに届きます。
重大事故では、自治体への第1報(原則その日のうち、遅くとも翌日)と第2報(原則1か月以内程度)の期限を表示し、報告した日を記録します。報告そのものは園が自治体に行います。

ヒヤリハットと事故を記録し、園長・主任が確認します
- 種類・発生日時・場所・園児と、何があったか
- 提出された報告は、園長・主任が確認します
- 確認のコメントが報告に残ります
保育日誌・指導計画・児童票・要録
保育日誌はクラスごとに1日1件で、その日の登降園を見ながら書き、提出すると園長・主任が承認または差し戻します。指導計画は年間・期・月・週で作り、0〜2歳児は個別の計画も作れます。承認したあとは評価・反省だけを書き足せます。
児童票には、家庭の状況、既往歴、予防接種、年齢ごとの発達を記録します。開けるのは園長・主任と、今年度のクラスの担任です。要録は保育所児童保育要録・幼稚園幼児指導要録・認定こども園こども要録の欄ごとに書き、A4で印刷できます。

クラスと担任、園児ごとの児童票・要録
- クラスごとの年齢・人数と担任
- 園児ごとのアレルギーの有無
- 児童票と要録(開けるのは園長・主任と担任)
連絡帳と保護者
職員は登降園の記録ごとに今日の様子を連絡帳に書き、写真を添えて公開します。保護者はスマートフォンのブラウザやClassioアプリで連絡帳を読み、返信できます。
保護者の画面には、その日の食事(除去食・代替食を含む)、午睡の時刻、登録しているアレルギーも、自分の子どもの分だけ表示されます。お知らせはアプリ・ブラウザの通知を先に送り、届かないときにLINE、それでも届かないときにメールを使います。

保護者には、今日の食事・午睡・アレルギーと連絡帳が、自分の子どもの分だけ届きます
- 代替食・除去食も、その日の食事として表示します
- 午睡の時刻
- 職員が公開した今日の連絡帳。保護者は返信できます
延長保育と保育料の請求
延長保育の料金は、登降園の時刻と、園が決めた標準時間・単位の時間・猶予・単価から計算します。単価の初期値は0円です。管理者・経理が確定した料金は、あとから再計算されません。
月の確定分は園児ごとに1枚の請求になり、発行すると支払う方に通知されます。カード・コンビニでの支払いは、園のStripeアカウントの開設と対象環境での確認のあとにご提供します。入金は職員が記録することもできます。

登降園の時刻から延長保育の料金を計算し、確定します
- 園が決めた標準時間・単位・猶予・単価
- 登降園の時刻から延長の時間と単位を計算
- 確定した料金は再計算されず、CSVで出力できます
保育の主な決まりと、Classioの役割
保育の主な決まりと、Classioで記録・表示すること、園が判断・提出することの分け方です。
33条
保育士の配置(児童福祉施設の設備及び運営に関する基準 第33条)
Classioで記録・表示すること:登園中の園児をクラス年齢ごとに数え、必要な人数と配置中の人数を並べる
園が判断・提出すること:経過措置を使うかどうかと自治体の基準に合わせた設定、実際の配置
事故の報告(教育・保育施設等における事故の報告等について)
Classioで記録・表示すること:重大事故の第1報・第2報の期限を表示し、報告した日を記録する
園が判断・提出すること:自治体への報告(Classioからは提出しません)
2人で確認
食物アレルギー(保育所におけるアレルギー対応ガイドライン、食物アレルギー表示)
除去食・代替食
Classioで記録・表示すること:生活管理指導表の日付、アレルゲン、除去・代替、エピペン®の有無を記録し、除去食・代替食に2人目の確認を求める
園が判断・提出すること:医師の指示にもとづく対応の内容
午睡中の見守り(事故防止ガイドライン)
Classioで記録・表示すること:クラス年齢ごとの間隔で確認を記録し、遅れを赤く表示する
園が判断・提出すること:確認の間隔の決定と、見守りそのもの
要録(保育所児童保育要録・幼稚園幼児指導要録・認定こども園こども要録)
Classioで記録・表示すること:様式の欄ごとに記入し、国の様式の見出しに沿ってA4で印刷する
園が判断・提出すること:自治体の様式に合わせた作成と、小学校への送付
参考資料
制度・法令は引用資料の適用範囲で説明しています。外部資料はClassioの動作や法令適合を認証するものではありません。
- 児童福祉施設の設備及び運営に関する基準(e-Gov法令検索、2026年10月26日確認)
- こども家庭庁 — 教育・保育施設等における事故防止及び事故発生時の対応のためのガイドライン(2026年10月26日確認)
- こども家庭庁 — 教育・保育施設等における事故の報告等について(通知、2026年10月26日確認)
- こども家庭庁 — 保育所におけるアレルギー対応ガイドライン(2019年改訂版)掲載ページ(2026年10月26日確認)
- 消費者庁 — 食物アレルギー表示に関する情報(2026年10月26日確認)
参照先の確認日:2026年10月18日
保育・幼稚園の料金の目安
保育・幼稚園は1園ごとの月額で、塾・習い事と同じ料金表です。ライトは1園に園児80名、スタンダードは200名を含み、超えた分は1名ごとの料金です。園を増やすと、園ごとの料金と含まれる園児数が加わります。
保育記録・登降園・連絡帳・保育料の請求はライトから使えます。スタンダードでは職員のシフト・勤怠と、複数の園をまとめる本部の機能が加わります。金額は料金表と同じ計算です(月額・税抜)。職員と保護者のアカウントは人数で課金しません。
| 園の規模 | プラン | 月額(税抜) |
|---|---|---|
| 1園・園児60名 | ライト | 7,800円 |
| 1園・園児100名 | ライト | 8,800円 |
| 2園・園児150名 | ライト | 14,600円 |
| 1園・園児120名 | スタンダード | 14,800円 |
- 1園・園児60名
- ライト7,800円
- 1園・園児100名
- ライト8,800円
- 2園・園児150名
- ライト14,600円
- 1園・園児120名
- スタンダード14,800円
Classioで扱わないこと
- 処遇改善等加算・施設型給付費・補助金の申請書類は作りません。
- 午睡センサーとは連携しません。チェックは職員が記録します。
- 要録の印刷は国の様式の見出しに沿ったものです。自治体ごとの様式で受け付けられるかは、お使いの自治体で確かめてください。
- 職員の給与計算は行いません。
よくある質問
- 認可外保育施設や企業主導型の園でも使えますか
- 使えます。配置基準の数や午睡チェックの間隔などの初期値は、園ごとに変えられます。
- 加算や給付費の書類は作れますか
- 作りません。Classioは日々の記録と保育料の請求を扱い、処遇改善等加算・施設型給付費・補助金の申請書類は対象外です。
- 延長保育の料金は園で決められますか
- 標準時間、単位の時間、猶予の分数、単価を園が決めます。単価の初期値は0円で、確定した料金はあとから再計算されません。
- 料金は園児の人数で変わりますか
- 1園ごとの月額で、ライトは園児80名、スタンダードは200名まで含みます。超えた分は1名ごとの料金です。上の表の例のとおりです。